ダイヤモンドは傷つかない

ジュエル

2009年08月07日 07:44

今日のタイトルは、私の数少ない『好みのタイプ』の女優さん:“田中 美佐子”さんの初主演映画のタイトルからです。
(だから何?ってことはありません)

さて、ダイヤモンドの成績表も最後になりました。
最後は、クラリティ = 透明度 の評価です。(クオリティではありません)

天然の物である以上ダイヤモンドの中には微細な内包物(インクルージョン)が存在します。
最低ランクに多いモノは“氷砂糖”の様なビジュアルです。
正直、透明の部分の方が少ない ダイヤです。
この内包物がガラスなどの割れキズの様に見えるので
クラリティ = キズの大小の評価 と、よく言われがちです。

ところがダイヤは後からキズが付く心配はほとんど無いので
クラリティ = 内包物の大小や量の評価 で
その評価が高ければ高いほど、透明度は増しますよ・・・。って事です。

やっぱ、ダイヤモンドと言えば、無色・透明 ですから・・・。

正直に言えば、天然の物ですから100%のダイヤに内包物は入っています
つまり電子顕微鏡などを持ち出せば、アラ探しみたいに内包物を見つける事が
出来てしまい、価格を上げる為に評価の段階を増やす事になっちゃいますから
10倍に拡大 といった所を基準にランク分けしています。

非常に大雑把な説明ですが、悪い順に定義付けします。

Iクラス=肉眼で内包物が分かりますよ
SIクラス=肉眼では分かりにくいけど、10倍にすれば簡単に分かりますよ
VSクラス=一般の方だと10倍にした位では分かりにくいですよ
VVSクラス=10倍では私がもう見付けられる自信が無い
FLAWLESS(IFも含む)=鑑定士が分からない。もう無傷って言っちゃってイイって事で、逆に鑑定士も簡単にその評価を出しません。

さらにザックリ言うと、1番人気は VSクラス です。
基準になる10倍で、最高のモノと区別がつかないからです。

だいたい1ランク上がると1割程度は価格が上がり
クラスをまたぐとそれ以上に価格が変わりますから
結局、ご予算とこの クラリティ とを天秤にかけて
どのダイヤモンドにするかを決める方が多いです。

では、また。(^0^)/~~ バイバイ


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