その輝きはダイヤモンドの命
ダイヤモンドは永遠の輝き
なんてキャッチコピーを聞いたことがありませんか?
宝石は、自らの色と輝きで自分をアピールしますが
色の無いダイヤモンドは、他を圧倒する輝きが命といえます。
写真は「ダイヤモンド・リング」と呼ばれる、日食や月食などで隠れてた太陽が顔を出す瞬間です。
ダイヤモンドの成績表と言われる
鑑定書 の4つの評価項目の内
輝き=CUTの評価のお話です。
色んなカットの形がありますが、ダイヤモンドと言えばあの
丸いカット(58面体:ラウンド・ブリリアント・カット)です。
このカットに「
パーフェクトにカット出来ていれば
正面から入った光は、ほぼ
100%正面に跳ね返し ます。
だから(このカットの)ダイヤは、
メチャメチャ輝く んです。
これはダイヤモンド以外ではありえないことで
ダイヤモンドでも、このカット以外(四角やハート型など・・・)では
必ず光がどこかに抜けてしまいます。
チョットした実験ですが
現在、ダイヤモンドの代用品として1番輝きが近いと言われる
キュービック・ジルコニア(左) と
ダイヤモンド(右)です。
少し上の文章で
「正面から入った光は、ほぼ
100%正面に跳ね返し ます」
とか書きましたが、もしその通りであれば
「真裏から見ると表からの光が通らない」
って事になるので、
ダイヤを、この赤い布の上でひっくり返して見ました。
理論上は「ほぼ真っ黒」に見えるはずですが、ライティングの加減でケッコウ赤い色が見えちゃっています。
ただこれが
キュービック・ジルコニア の方だと
歴然とした違いはお分かり頂けると思います。
この違いがダイヤの輝きの強さであり、ダイヤの生命なんですね。
カットの話は、来週に続きます。
では、また。(^0^)/~~ バイバイ
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