その輝きはダイヤモンドの命

ジュエル

2009年07月10日 07:44

ダイヤモンドは永遠の輝き

なんてキャッチコピーを聞いたことがありませんか?

宝石は、自らの色と輝きで自分をアピールしますが
色の無いダイヤモンドは、他を圧倒する輝きが命といえます。


写真は「ダイヤモンド・リング」と呼ばれる、日食や月食などで隠れてた太陽が顔を出す瞬間です。

ダイヤモンドの成績表と言われる 鑑定書 の4つの評価項目の内
輝き=CUTの評価のお話です。
色んなカットの形がありますが、ダイヤモンドと言えばあの
 丸いカット(58面体:ラウンド・ブリリアント・カット)です。

このカットに「パーフェクトにカット出来ていれば
正面から入った光は、ほぼ 100%正面に跳ね返し ます。
だから(このカットの)ダイヤは、メチャメチャ輝く んです。

これはダイヤモンド以外ではありえないことで
ダイヤモンドでも、このカット以外(四角やハート型など・・・)では
必ず光がどこかに抜けてしまいます。

チョットした実験ですが

現在、ダイヤモンドの代用品として1番輝きが近いと言われる
キュービック・ジルコニア(左) と ダイヤモンド(右)です。

少し上の文章で
「正面から入った光は、ほぼ 100%正面に跳ね返し ます」
とか書きましたが、もしその通りであれば
「真裏から見ると表からの光が通らない」
って事になるので、ダイヤを、この赤い布の上でひっくり返して見ました。


理論上は「ほぼ真っ黒」に見えるはずですが、ライティングの加減でケッコウ赤い色が見えちゃっています。

ただこれがキュービック・ジルコニア の方だと


歴然とした違いはお分かり頂けると思います。
この違いがダイヤの輝きの強さであり、ダイヤの生命なんですね。

カットの話は、来週に続きます。

では、また。(^0^)/~~ バイバイ
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