指輪のサイズ直し。

ジュエル

2014年01月09日 09:30

ジュエル足立で扱っている金属は、「貴金属」と呼ばれるモノで
基本的には『金』と『プラチナ』という金属です。

取扱い商品の中に『銀製品』も含まれますが
基本的に、『銀』は専門外であり
申し訳ありませんが、少し【格下】に見ていることは、否定できません。

前にこのブログで「金」と「銀」の価格的な比較をしたことがありますが
それ以前の決定的な違いがあるのを、ご存じない方が案外おみえになります。

それは、直す というところです。

お洋服でもそうですが、自分の体型や好みに合わせて
丈を直しますよね?

例えば指輪も、はめる指のサイズはバラバラですから
『金』や『プラチナ』のモノの場合、1/4(四分の一)号単位で
サイズを調整していますが、『銀製品』は
「偶数号のみ」「奇数号のみ」のような感じで
1号飛ばしでしかご用意していないところがケッコウ多くあるようです。

ですから『銀の指輪』のシステムに慣れている方は
1/4(四分の一)号単位で、サイズを計らせて頂くと
ビックリされる方も、少なくありません。

この、直す という行為は、スタートの快適さだけではなく
その後も、末永く快適に使って頂けることも意味しています。


今日は、その【指輪のサイズ直し】が、どんな感じなのか?お話しします。



ブライダルなどの、お若いお客さまだと
「指輪のサイズは、直らない」・・・と思っている方はモチロン
「伸ばして大きくは出来るけど、小さくは出来ない」とか
その逆で、「大きくは出来ない」って思ってみえる方もあります。

まず、一番多くの方が希望される 『大きくする方法』

よく言われるのですが
「指輪を伸ばす(大きくする)と、薄くなっちゃうでしょう?」

いや・・・お餅のように伸ばしてる・・・
 訳ではありません。

指輪は、正面の反対側を切って、サイズを直します。


下の写真のように

1ヶ所切って、快適な大きさになるサイズまで広げて・・・

そこに、金やプラチナを挟み込んで・・・


「ロー付け」と呼ばれる、溶接のような作業でくっ付けて・・・



仕上げをすれば、ピッカピカ。


反対に、 『小っちゃくする方法』は、逆なだけで


不要な分だけ、切り取って・・・小さくして
ロー付けをして、仕上げちゃいます。



デザインなどの関係で、直せないモノもあるのですが
ほとんどの指輪が、「直しながら使い続ける」つもりで作られています。

サイズが変わったのに、
「不快なままはめている」・「はまらないから、しまったまま」
では、モッタイナイです。

お直しをして、快適に使いませんか?
他店で購入したモノでも、OKですよ。(^0^)V


では、また。(^0^)/~~ バイバイ


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