反!ショールーミング・・・前編。

ジュエル

2017年11月23日 09:30

今日のブログネタは、ただの妄想(ウソ)話です。

近未来に・・・

こんな風になってたりして・・・

んな訳、ねぇか?


ってことを書いてみました。



202ⓧ年、〇〇市 某・時計店。

「“足立”くんは、若いで知らんかもしれんけど・・・」
還暦を過ぎて久しい私に、先日「傘寿(さんじゅ)」になった
その店の大旦那さんは教えてくれた。

元々、『町の時計屋』の飯のタネは「販売」よりも「修理」
高額品だった時計は、特別な時にしか買わないが
買ったら、修理しながら長く使うモノだった。


だからこそ、『町の時計屋』は、十数年間で売った時計の修理がコンスタントにあり、それで食べて行ける規模でお店をやっていたらしい。


「ワシら(家族経営の小売店)が生き残るにゃあ
 発展は捨てて元に戻す方が、早いだら・・・」





2016年の冬、突如としてTVで流れたCMに、我々小売店は驚愕した。



ネットの方が安く買えるのは「良し」としても、これはアカン。


一般的に、モノ選びは、「お店で、比較検討」して購入を決める。
その為に小売店は、【場所(快適な空間)の確保】をして
比較のための【品揃え】をしている。

そこには、それ相当の【費用がかかる】ことはご周知の通り。

さらに、自販機ではないですから、【プロとしてのアドバイス】が必要で
そのための勉強はモチロンだが、【人材の育成】にも経費がかかっている。


そこの部分が、ネットショップに欠けるところで、実店舗の強みなのだが
そこの経費を、無関係な実店舗に押し付けることで、安く売れるのなら

「実店舗でヒヤカシて、ネットで買うのが【賢い買い方】…」

などと、TVCMでバンバン言われたら、本当に思えるが、実際は

「ドロボウしてきた商品だから、安く売りますよ」

と言ってるのと同じことだと、我々小売店は思っていた。


傍らで黙って頷いていた、私より一回り若い息子さん(現社長)が
私たちの会話に、割って入ってきた。

「オリンピックの前の年くらいに、その傾向が顕著になってきて
 オヤジが、キレ気味にお客さんに言っちゃったじゃんね
《どうせ、ネットで買うだら?》・・・って」


当然、お客さんは怒って帰ってしまうし、親子ゲンカに発展。
大旦那さんは、現役を退き『会長職』へ、息子さんが『社長』になったが
それがキッカケで、お店の方向を
『物売り』から『ショールーム』へと、変換させたそうだ・・・。


長くなったんで・・・続きは、明後日にでも・・・。(ゝω・) テヘペロ





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