マンガ『弁護士の九頭』を大人買い。

ジュエル

2015年02月12日 09:30

私は、Boo-log内で『マンガと野球』の担当・・・を自負しています。

そんな私が、最近ネットの古本屋さんで、大人買いをしました。



『弁護士の九頭(くず)』
一審・二審合わせて、全21巻。



《ヤンチャ弁護士》が主役の【弁護士&裁判】 マンガです。

主役の男は、“北野 武”さんを彷彿とさせるルックスですが
実は、顔のパーツが・・・

「天秤ばかり」になっています。

これは、弁護士バッチの中心に


「天秤ばかり」が描かれているところから来ていると思われます。
この「天秤ばかり」が、、「公平と平等」の印だそうです。






裁判モノ・・・というジャンルは、ケッコウ面白く
ドラマも作りやすいようです。

圧倒的に不利な状況を逆転したり
裁判の途中で、新事実が出てきたり・・・

実際の裁判でも、本当にドラマチックなモノもあるそうです。

が、このマンガの一番のウリは、『人情ドラマ』なんです。

事件(裁判)が解決したときや
登場人物の、想いが通じた時などの


涙の表現が非常に良いマンガです。

基本、短編がたくさん載ってるので、興味のある方は
レンタルで2~3冊ピックアップして、見てみてください。


わたし個人の好みでのおススメですが
ドラマチックな面白さは、第3巻の『聖なる戦い
 ※ ケンカ三昧の男が、一方的に相手をボコッた傷害事件の弁護を・・・

物語として、とても秀逸なのが、第5巻の
逆名(さかな)猫坂・器物殺し事件

 ※ 罪名は「器物破損」だが、飼い猫にケガをさせた男を、飼い主は許さない・・・

この2つを読んで、心が動かなければ、このマンガはハズレです。
他のどれを読んでも、面白くないかもしれません。

でも、心が動いたら・・・全巻、お貸ししましょうか?(ゝω・) テヘペロ

もう一つ、別の意味で面白いのが
第二審・第2巻の『蚕食弁護士

このマンガの作者の、“井浦 秀夫”氏は
「この作品は、盗作だ!」

として、訴えられ、3年間に渡る裁判をしていたという
いわく付きの作品です。

まぁ、結論は、盗作には当たらないことが認められて・・・



単行本にも収録出来たんですけどね。
安心しました。(^。^;)ホッ/

では、また。(^0^)/~~ バイバイ





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