青いルビー

実は今週のお話は３部作になっておりまして
前･後編の次の外伝にあたる今日の話は、ピンクサファイアは登場しません。

昔『パタリロ！』というマンガで読んで初めて知ったのですが

名探偵“シャーロック・ホームズ”シリーズの中に
【青いルビー】という話があるそうです。


今週の記事を読んで下さってる方にはお分かりだと思いますが

ルビーは赤のみの名前で、青いルビーは サファイア という名前に変ります。

たぶん作者の“コナン・ドイル”があまり宝石の知識が無く
「そ～言えば、ルビーって赤しか見たことないな･･･（そりゃ、そ～やろっ！）
　自然の石だから、他の色があってもおかしくない（あるよ～。ありますよ～）
　ありそうで無い宝石って、メチャメチャ高いに決まってる！
　よっしゃ、その珍しい宝石を巡るミステリーを１本書いたろかぃ」

ってなノリで、つい書き上げてしまった作品･･･。
くらいに思ってたのですが、これが大間違いでした･･･。

wikipedia によるとこの話の原題は「ブルー・カーバンクル」だそうです。
カーバンクルは、丸く研磨された赤い宝石 か ガーネットのことなので
『青いガーネット』ってタイトルが良かったのに･･･
何でルビーにしちゃったのか疑問です。

「じゃあ、青いガーネットってあるの？いくら？」

ってことになるのですが、ガーネットは基本の色が茶色で
少し赤みが強かったり、紫色が入って来るモノもありますが
青と呼べるモノは、無いようです。

つまり「もし在ったらメッチャ高価」ってことですから
小説のネタとしては「有り」だと思います。


ただし、赤色グループの茶系を中心としてるガーネットにも
緑色のモノが存在します。

通称：グリーン･ガー・・・あれ？　　いやいや・・・
これって･･･、グリーン･ホーネットですし･･･（誰か、着いて来てくれてるかな？）

実際のグリーン･ガーネットは、こちらです。


昔の日本語で「青」と言うと、緑なども含まれてたそうなので
（青信号が、緑色だったのに青と呼んでたのも、その名残だそうです）

もしかすると“コナン・ドイル”氏も、初めから
グリーン･ガーネット（グロシュラ ライト・ガーネット） の事だと
い張るかもしれませんね。

では、また。(^0^)/~~　バイバイ