ジュエリーの価格

先日「男性がはめなれていない指輪をなくす」話から
「そ～ゆ～事って、よくありますよ」って話をしましたが
やはり「よくある」話で『海外のおみやげ』の話をします。


ジュエリーは、同じに見えるモノでも価格が違うように
価格の決め方のルールが一般的に分かりにくいモノです。
だからこそ「価値があって安いモノを、一般の人の代わりに選ぶ」事が
宝石店の仕事だと思って仕入れをしていますが、逆に
「一般の人には判らないから、ここに手抜きをして安いように見せよう」
という商売も存在しています。


典型的なのが海外旅行先で、主に男性が買って来るジュエリー。
例えば“オーストラリア”で
「旦那さん、旦那さん！これこの国で採れる“オパール”だよ。
　キレイでしょ？奥さんにお土産に買ってってあげなよ。
　この大きさでこれだけキレイだと
　ニッポンで買ったら１００万円くらいするよ。
　輸入のモノは凄い税金かかってるからね。
　でもここで採れたモノだから安いよ！２０万円でどう？
　え？高い？安いよぉ、じゃあイイや！
　１５万円で持って行きなよ。」

ってな話で結局１０万円くらいで買って来て、ウチ（ジュエル足立）で
値踏みをしたら、同レベル以上で５万円くらいで並んでた・・・。
なんて話は昔からよくあります。

観光地で買い物をしてる日本人は
『例えニセモノであっても文句を言って来ない』
って事を前提にしているお店が多いですから・・・。

日本の観光地でも同じ事はありますけどね。
例えば、伊勢･志摩に『バス旅行』に行って真珠を買っちゃった人
そのお店は、バスが勝手に寄ったお店で
観光客専門のお店だから、地元の人は店内にいなかったでしょ？

ウチで１０万円くらいの真珠製品を
３０万円くらいで買って来ちゃっていませんか？


では、また。(^0^)/~~　バイバイ