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2005年06月07日

パールの謎に迫ってみます。最終話

和珠の黒真珠(日本で採れるグレーから黒系のパール)の大半は
俗に【核焼き】と言われ、人工的に黒系に着色されています。
ペイントではなく、X線照射で【核の部分を焼いて黒く】しますので
変色や退色の心配は無いそうです。

X線を長く当てれば濃い黒に、短いとグレーになり
当初は「南洋黒真珠」のような、ピーコックの濃い黒が多く出ましたが
仏事を中心に広がるに連れ、グレーの真珠が「和珠の黒」の基本形に
なったような気がします。


その理由のひとつとして、『薄墨』に近い色・・・があると思われます。

パールの謎に迫ってみます。最終話

日本の仏事には
「わざわざ墨の色を薄めて書く事で、気持ちの落胆を表現する」
文化・・・というか、テクニック・・・いや、習慣がありまして
それに寄ってった・・・と解釈しています。


人工的に色を調整していますが、元の養殖真珠を上回る量はできませんし
薄墨の濃さの真珠は、元がキレイな白でないと出来ないので
(悪い色を誤魔化すには、濃い色にするしか無いんですぅ・・・)
価格も、「安くなり過ぎず」に、安定しています。


逆に、天然のアクシデントでグレーになったモノも
売れる価値が付くと、何とか集めて?市場に出るようになりました。
当然、希少性が高まる分だけ、少しお高くなりますが
そちらの方が「気分よく使える」のであれば、そちらがおススメですし
「仏事にしか使わないから、もったいない」と【核焼き】を選ぶのも
どちらも、正しいと思っていますし、自信を持っておススメ出来ます。


お嬢様が嫁がれるタイミングで
パールネックレスとイヤリング(ピアス)のセットを贈られる親御さんは
非常に多くおみえになりますが・・・中には

「私が嫁ぐときに買ってもらったのを娘にあげて
 今の年齢に似合う、大粒のネックレスを買おうかしら」


と、おっしゃる方も少なからずおみえになります。
逆に・・・白は華やかなお席用に使うのを前提に

「もう、おめでたい席やパーティなどの出番は、無いから
【葬祭専用】の黒(グレー)を買いたい」


とおっしゃるかたも、大勢いらっしゃいます。


いずれにしろ、“ジュエル足立”でイロイロ見比べていただけますので
是非一度、ご来店ください。


では、また。(^0^)/~~ バイバイ








「新しいお友だちの皆さまへ・・・」

『宝石屋』のブログとは思えない、ふざけたブログにもかかわらず
 ご来店?いただきまして、ありがとうございます。m(_ _)m ペ コ リ
 素人のオヤジギャグ レベルとは言え、多少でも『面白さ』を求めたブログなのですが
 ネタは「いくらでもある」訳ありません。(;_;)ウルウル 
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P.S.  いや・・・笑える保証がある訳では、ありませんからね。(*^。^*) テヘペロッ 

では、また。(^0^)/~~ バイバイ
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