ブーログ › 岡崎・康生 「ジュエル足立」 › 宝石屋だけに堅い話 › 合成ダイヤの謎にせまる・・・
2019年02月01日

合成ダイヤの謎にせまる・・・

10日ほど前、マンガ『七つ屋 志のぶの宝石匣』を紹介しました。

とても深く勉強されてて、私が知らない言葉も出てきました。
その内のひとつが・・・

合成ダイヤの謎にせまる・・・

『CVD合成ダイヤモンド』

不勉強で、イマイチ理解できてないのですが
このマンガが、5年前に書かれている事や
『CVD合成ダイヤモンド』の歴史が、意外と古いのですが
今のところ、ダイヤモンドの価値や価格が変わらない・・・
って状況から、大きな存在感を示してないと想像できます。


元々、工業用の「硬ければOK」的な『合成ダイヤ』はありましたが
宝飾用の美しさは出せなかったので
ウチの業界では、話題にすらなっていませんでしたが・・・

今年・・・ちょっとヤバイのが、出てきちゃったみたいです。








Youtube の映像ですが、誤解を恐れず(イチかバチかで)載せちゃいました。


正直、先のことは「分からない」のですが
プロの立場の判断で、想像ですが、結論から言いますと・・・
ダイヤの価値は、大きくは下がらない
と、思っています。

特に、「鑑定書を作成するレベル」になると
ネットや通販で、存在感を示すかもしれませんが
ブランドショップや、私たちレベルの宝石屋では
おススメしないモノ・・・と認識しています。

だって、鑑定機関ではすでに
「合成ダイヤ」「天然ダイヤ」は、判別が出来る からです。

私たちは、それを【隠して売る】ことは、100% ありません。
『高額品』や『特別な贈り物』ほど、合成は売りにくくなる・・・
と思っています。


ただし、全く価値が無い「ニセモノ」という訳ではなく
成分・・・というか、硬さや美しさは、ホンモノと変わらないので
主役ではなく、脇役として、存在感を出す
のではないか? と考えています。


宝石の価値は
『美しさ』『耐久性』に加え『希少価値』がありますが
工場で人工的に大量生産が出来る「合成ダイヤ」には
『希少価値』が無くなるので、価格を抑えられるようになります。

逆に言うと、『美しさ』『耐久性』は同じレベルで
基本的な「成分」も変わらない・・・となれば

主役を引き立たせる脇役の小粒なダイヤでは
積極的に使われるようになり、価格も少し下がるのでは?

と期待されています。


元々、「メレダイヤ」と呼ばれる小粒のダイヤは
『買い取り屋』さんに持って行っても、査定は低く
一般の人たちの、『財産的デメリット』は、ほとんど無いですからねぇ。


では、また。(^0^)/~~ バイバイ








「新しいお友だちの皆さまへ・・・」

『宝石屋』のブログとは思えない、ふざけたブログにもかかわらず
 ご来店?いただきまして、ありがとうございます。m(_ _)m ペ コ リ
 素人のオヤジギャグ レベルとは言え、多少でも『面白さ』を求めたブログなのですが
 ネタは「いくらでもある」訳ありません。(;_;)ウルウル 
 面白い(と思える)ネタからご披露していきましたから
 昔UPしたネタの方が、笑えるかもしれないので
 試しに【お店ブログ・個人ブログ】の両方から
 自分なりの「お気に入りネタ」をピックアップしました。
 下のバナーをクリックして頂ければ、目次ページが開きます。
 興味があれば、おヒマつぶしに、ご覧になって下さい。




P.S.  いや・・・笑える保証がある訳では、ありませんからね。(*^。^*) テヘペロッ 

では、また。(^0^)/~~ バイバイ
同じカテゴリー(宝石屋だけに堅い話)の記事

 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
合成ダイヤの謎にせまる・・・
    コメント(0)