守秘義務 ３ （前編）

ジュエリーは、チョッピリ「非･日常性」が高いアイテムです。
その為「Ａさんにジュエリーを購入して頂いた」などと
ベラベラしゃべったりはしません。

場合によっては、「ナイショにして欲しい･･･」という
リクエストや暗黙の了解があったりする
色々ナイーブな事例も少なくありませんから
宝石屋の最低限の資格は「お客様の情報は絶対に洩らさない」ことです。


そのプロジェクトは、ウチのカミさんに対して「秘密裡」に準備されました。


１９８８年５月２１日に結婚式を挙げ、その日に入籍をした私たち夫婦は
先日、『銀婚式』を迎えることが出来ました。
モチロン、忘れてた訳では無かったのですが、事が重大過ぎて
何もイベントが思い付かないまま、春になってしまいました。


そんな時に、突然始まったのが、このプロジェクトです。
コードネームは『感謝の達人』
ＣＢＣラジオ『北野 誠のズバリ』

という番組の中の、コーナーの１つです。

元々このコーナーは、昔からやっていて、コンセプトは
普段お世話になっている、感謝している大切なあの人に
あなたに代わってＣＢＣラジオがありがとうを届けに行くコーナー。
で、嫁いだ娘が実家の母親に…。とか、引退する〇〇教室の先生に…。など
基本、サプライズ なので
２４時間一緒の「私たち夫婦」にとっては、他人事だと思っていました。

そんなある日、このコーナーに
『結婚２５周年のご夫婦が、旦那さまから奥様へ・・・』
って方が出演されて・・・ウチも２５年なので、カレンダーを見ると
たまたま今年の記念日が 第３火曜日で、月に１度の特別な定休日でした。

するとそんな記念の日だというのに、ママ友からランチのお誘いが…。
「私の休みに合わせて誘ってくれたから、行ってもイイなか？」
というカミさんに、
「ど～せ、子供が帰って来てからしかイベント立てられないから・・・」
と、女子会ランチ行くことを勧めながら
「じゃあサプライズが出来るじゃん！」
と、早速ＣＢＣラジオ『感謝の達人』へ申し込みました。

タイミング的には
「５月２１日は、すでに出演者が決まってるかな？」
と思えるくらいの近さでしたが、意外にも 出演依頼のお電話を頂きました。
その時点でのハードルは２つ
『お店のＯＫ』と『お友だちのＯＫ』が取れれば、是非！

運良く、女子会ランチの主催者は、長男の同級生のお母さん
すぐさま長男に、自宅の電話番号を調べさせ
その日、たまたま「夜、外出予定」だったので、自宅近くからＴＥＬ。
奥様は不在だったモノの、ご主人さまが、ノリノリで対応して下さり
翌日から、奥様とメールのやり取りで、プロジェクトをスタートさせました。

主催者の方の予定のお店が、時間的にＮＧになり、お店は
先日このブログでも紹介した『ちゃのま』さんにお願いすることに…。
『ちゃのま』のマスターは、チョット大きな声でお願いすれば
「イヤ」と言えないタイプなので、１発で快諾を頂きました。

『ちゃのま』さんは、長男が金曜日に空手を習いに行ってる『城南小学校』の近所で、たまたま金曜日に候補のお店がＮＧとなり・・・。

時間が迫っている中、あまりにも良いタイミングで、全ての事が進み
まるで誰かに『感謝の達人』に出演しなさい と、言われてるようでした。


こうして、トントン拍子に『お店のＯＫ』と『お友だちのＯＫ』が取れて
ラジオ出演とカミさんへのサプライズが決定しました。


ケッコウ長くなっちゃいましたので
後半は次回『２８日（火曜日）』のブログでＵＰします。

では、また。(^０^)/~~ バイバイ