祝いのダイヤモンド『ホープ』

今月の１１日（金）。AKB48の“篠田 麻里子”さん のネタ の中で登場した
『ハリー・ウィンストン』社が、「ホープ」と呼ばれる、４５.５２ct の
世界最大の青いダイヤの所有者であった事に、チラッと触れましたが

そのダイヤは、恐ろしい伝説で「世界一有名なダイヤ」と呼ばれています。
今日はその、祝いのブルーダイヤモンド『ホープ』 についてのお話です。

【ｗｉｋｉｐｅｄｉａ】によりますと
ヒンドゥー教寺院に置かれた女神の彫像の目にはめられていたダイヤの１つ。
これを盗んだヤツがいて、僧侶が
「今後、そのダイヤの全ての持ち主に【祝い】をかけた」 とされています。

それからというモノ、持ち主の変死に伴い転々とし
フランス国王“ルイ１４世”が購入したとたんに、フランスの経済が悪化。
そこから『フランス革命』へとつながって行き、王家最後の持ち主となった
“ルイ１６世”の妻　“マリー・アントワネット”妃



の絞首刑へと流れて行きます。

『フランス革命』のゴタゴタに乗じ、窃盗団に盗まれてしまい
それを買い取った宝石店の息子が、そのダイヤに目がくらみ持ち逃げし
宝石屋一家は没落＆息子も自殺・・・

その後、お金持ちの“ホープ”さんが購入。
このダイヤを『ホープ･ダイヤモンド』と名づけたそうです。
“ホープ”家も遺産相続でもめたり、離婚問題で悩んだりした挙句
破産して売却･･･。

その後の持ち主の宝石商が自殺したり、女優が舞台で愛人に射殺されたりして

「こんな『祝いのダイヤモンド』、持ってらんない！」 と

スミソニアン博物館に寄付し


「もう、誰の持ち物でもないよ！」って状態にした
・・・ってことですが、これ大半が


　　　　嘘　



なんです。（とりあえず、文字を真っ赤にしてみました。(*^｡^*) ｴﾍｯ ）
１９０９年に「ロンドン･タイムス」に
そうとう話を盛った記事を書いちゃったのと
“ホープ”家最後の持ち主の妻（元・女優）が
愛人作って逃げちゃった（離婚）上に
「私が不幸なのは、あのダイヤのせい」 とか言い出し
おまけに、ライターと組んで、本を書いて映画化して自分が出演して…

どうやら、そんな感じで
『祝いのダイヤモンド』というレッテルが定着したみたいです。

伝説なんて、そんな感じで作られていくのかもしれませんが
さらに、その話をモデルにイロイロ出てきたりするので･･･

※ 映画『タイタニック』で登場した、碧洋のハート －Ｈｅａｒｔ of the Ｏｃｅａｎ－

余計に、厚みを持った伝説になっているのかもしれません。








Ｐ.Ｓ. 　今回の記事で「呪い」と表記すべきところが
　　　「祝い」になっていました。
　　　　訂正して、お詫び申し上げます。m(_ _)m ヒラニーヒラニー





まぁ･･･こんな感じで･･･(*^｡^*) ｴﾍｯ


では、また。(^0^)/~~　バイバイ