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2009年11月09日

シルバーリングのサイズ直し

先日【指輪のサイズ直し】の記事をUPして以来
『シルバーリングのサイズ直し』のご依頼を続けてお受けしています。

記事の一文に
「“シルバー”でもモノによってはお直しが出来ちゃったりします。」
ってありましたから。

ただ残念なのが、大半はお直しが出来ないモノでした・・・。m(_ _)m ペコリ


元々、ウチみたいな宝石店は“金製品”か“プラチナ製品”のみの取扱いで
“銀製品”は専門外でした。
熱で溶かして加工する感じがよく似てるので“加工職人”さんに聞いてみると
「厚いメッキがしてある関係で、熱を入れると割れちゃう・・・」
との理由で、断られていました。

ところが最近、技術の進歩か“職人”さんが
「モノによっては、出来るよ」 って言ってくれています。

そんな訳で、数本のシルバーリングを直させて頂きましたが
出来る出来ないの 境目 が、少し分かってきました。

基本『ダイヤ以外の石が留まってるとダメ』です。

サイズ直しは「溶接」のような作業をしますので、火を使います。
その熱が、石を留めてある所まで伝わってしまうので
熱に弱い石は、その時に破損してしまうそうです。
(キュービックは100%ダメですが、ダイヤは強いのでケッコウOKだそうです)

“金”や“プラチナ”なら、爪を起こして石を外せるデザインもありますが
シルバーだと、その作業で爪が折れちゃうので、やはりムリ・・・だそうです。

同じ理由で、エナメルが入ったデザインや
ピンクゴールドみたいに他の色のメッキが入ったモノも
その部分が熱で飛んでしまい、再度エナメルやメッキをかけ直すと
ケッコウな金額(1万円くらい?)になっちゃって・・・
新品を買った方が安い なんて事になりかねません。


そのあたりをクリアしても、デザインや銀純度で出来ない場合もあります。
正直「専門外」なので、1度お預かりさせて頂いて“職人”さんに聞いて
から「出来る出来ない」の答えが出ます。

私は、それがキッカケでご縁が出来るのでありがたいのですが
遠くからご来店頂いて、ダメなのにまた指輪を取りに来て頂くのは
申し訳ない気持ちでイッパイになります。

そのあたりも踏まえて、ご相談を頂けるとありがたいです。
シルバーでも「今、いくらで売ってる以上の価値」があったりしたら、1度お見積もりをさせて下さい。
ぜひお待ちしています。m(_ _)m

では、また。(^0^)/~~ バイバイ






「新しいお友だちの皆さまへ・・・」

『宝石屋』のブログとは思えない、ふざけたブログにもかかわらず
 ご来店?いただきまして、ありがとうございます。m(_ _)m ペ コ リ
 素人のオヤジギャグ レベルとは言え、多少でも『面白さ』を求めたブログなのですが
 ネタは「いくらでもある」訳ありません。(;_;)ウルウル 
 面白い(と思える)ネタからご披露していきましたから
 昔UPしたネタの方が、笑えるかもしれないので
 試しに【お店ブログ・個人ブログ】の両方から
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P.S.  いや・・・笑える保証がある訳では、ありませんからね。(*^。^*) テヘペロッ 

では、また。(^0^)/~~ バイバイ
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