二刀流問題への個人的考え。

思う所あって、今週は『野球ネタ』週間となります。

この２年間、さんざん論議が尽くされ
実質『ある程度の結果を出している』ので
認めざるを得ない中、それでもまだ結論が出ていない
北海道・日本ハムファイターズ の “大谷 翔平”選手


の、プロ野球史上、空前絶後の
『投手も野手（バッター）もこなす。
　両方のポジションへの挑戦』
いわゆる『二刀流問題』ですが、いまだに賛否両論です。

この件に関しては珍しく
「専門家になればなるほど、反対意見が強くなる」
という性質を持っています。

反対意見の１例ですが、“ダルビッシュ”投手が語った
「もし彼が、将来『メジャーでトップを狙う』のであれば
　ピッチャーだけで勝負した方が良い」

これが、代表だと思います。

一方、ド素人代表の私の意見は
「本人がやりたいんだから、納得するまでやらせてあげたら？」

って感じです。つまり・・・
損得論で言えば【反対】 ・感情論で言えば【賛成】･･･って事でしょうか。

これは偏った考え方ですが、何となく
「損得論を入れない方が、本質に近い」
ように、私は思っているので、余計にそう思うのかもしれません。

今回の話には、結論がありません。
あるとすれば、賛否両論の議題には、正解なんてない
って事だと思います。
価値観だけじゃ無く、立場で答えは変わりますから･･･。


人生は決断の連続・・・と、よく言われます。

どの道を選んでも、賛否の意見が出ますし
思ったような結果が出なくても
「選択が間違ってた」のではなく
「結果が良く無かっただけで、ベストの選択をした」
ことである場合が多い･･･って言うか、それでＯＫだと思っています。


では、また。(^０^)/~~ バイバイ

このまま、野球の話で終わっても良いのですが
もしかしたら、分かりやすいかも？・・・って参考例を書いてみます。

岡崎の『武将隊』ではありません。架空の話です。

ある１人の少年がいます。彼は高校時代から
地元密着型時代劇パフォーマー集団『EDOZILE』の主要メンバーでした。
セミプロみたいな集団ですし、若い試みですから
それで食べて行く事は出来ません。

高校を卒業すると同時に、就職しましたが
『EDOZILE』をお金の稼げるプロ集団にしたい･･･という夢を叶える為の
就職だったと言っても、過言ではありませんでした。

当然、『二足のわらじ（仕事とパフォーマーの両立）』は困難で
肉体的にも精神的にも、限界が近付いて来ました。
「どちらか１つを取る」というのであれば
それは『EDOZILE』である事は間違いありません。

でも、その決断は、非常に勇気がいることです。

これが「お笑い芸人を目指す！」という事であれば
先輩芸人の多くがそうしてる様に
バイトしながら、貧乏生活の中で、頑張り続ける
のが王道なのですが
前例がない芸能活動は、何をどうすれば良いのか分かりません。

ただ１つ間違いないのは、彼もお笑い芸人さんも
「収入源では無い方が、自分の人生の目標」であるという事です。

夢で食べて行けるようになる可能性が、限りなくゼロに近いのに
その『安定した収入』を手放すことは「無謀」である事は明白です。
仕事を辞める事には、当然「反対意見」が多く出ました。

特に、近親者であればあるほど、本気で心配してくれる人ほど
「反対」という意見が多くなっていました。

誰が聞いても『ど真ん中の正論』で、正しい意見です。
でも、その多くが【損得論】に立ったモノでした。


私は彼との関係は深い訳では無いので
無責任な立場でしか、物事を発想できません。
私が何か言うのであれば・・・

「親はアホだから、子供が真剣に夢を語ったら
　それを応援しちゃう。
　浪人して大学へ入ったと思って、４年間『EDOZILE』に打ち込んでみたらどうだろう？
　中途半端な状況を続け、両方がダメになる
　と感じているのなら
　期限を切って、夢だけに賭けてみた方が良い。
　４年後、不完全燃焼だけど夢に手が届きそう
　という状況であれば、土下座でも何でもして
　３０歳まで延長して･･･ってお願いすればイイ。
　そしてもし『EDOZILE』が
　何者にもならずに終わってしまっても
　必死で挑戦した４年間であれば
　絶対に無駄にはならないから･･･。
　必ず、思わぬ形で返って来るから･･･。」

って言うと思うのですが・・・


まぁ、実際に言う立場に無いから
ここでボソッと呟いたんですけどね。(ゝω・) ﾃﾍﾍﾟﾛ

では、また。(^０^)/~~ バイバイ