マリッジリング選びの、よくある光景。

「人は自分に無いモノを欲する。
　　だから男は女に恋をするんやね･･･」

たしか、“明石家さんま”さんがおっしゃってた名言だと思います。



結婚指輪を選びにみえたカップルの場合･･･基本的には、まず
女性が好きなデザインを選び
男性が、そのペアになるデザインがＯＫならゴール・・・。

というパターンが多いです。

これは、「結婚するカップルは、好みが同じ」・・・という訳ではなく
男性に、自分の意見が無い・・・からだと言えます。
（男の子は、ジュエリーに興味も無いから、分からない･･･って感じなので･･･）

この２０年くらい、結婚指輪の人気デザインは
「シンプルでスッキリ」というキーワードの中にいます。
オマケに、女性の方に小さいダイヤが留まってる状態で
【丁度良いデザイン】なので、メンズの『同じデザインでダイヤ無し』が
「少しシンプル過ぎて、物足りない」･･･感じで、丁度良いらしいのです。


それでも近年は、シルバーのゴツイリングをはめ慣れてる男性が増え
ご自分の「好み」や「主張」を持った男性が、多少おみえになります。
その場合は、「結婚に至る２人は、好みが同じ」･･･とは限りません。

男と女は、指の形もサイズも違うし
逆に、お互いに「多少の好みの違いがある」から
惹かれあって、結婚に至ってる場合も多くあるので
ペアのデザインを選ぶ事が大前提の結婚指輪選びは
難航する事は、少なからず起こります。

そもそも、結婚指輪のデザインも大きく分けて２種類・・・


男性用・女性用・・・という意味では無く
向って右は
スリムで表面が丸く、リング自身もウェーブが入っています。
向って左は
やや幅広で表面が平ら、リングもストレートです。

つまり、曲線で構成された右側は「女の子の優しいイメージ」ですし
直線で構成された左側は、「カシッとした男性的な印象」です。


多くは、女性的デザインのダイヤ無し･･･を男性がＯＫしちゃうんですが
男性が「オレは、コッチの方が好きだな･･･」
とか言い出すと、ゴールが遠のきます。

この場合、だいたい男性から
「これって、ペアじゃないとイケナイんですか？」
って、ご質問が出るのですが、その時は間髪入れずに

「そんなの、ダメに決まってるでしょ！」
と、女性の声が入ります。

私が何か言うタイミングは、全くありません。

これが、逆に女性の方から
「これって、ペアじゃないとイケナイんですか？」
って、ご質問が出る事がありますが
その時は、男性から異論が出ることは非常に少ないです。

やはり、根本的に
「（結婚指輪を含む）ジュエリーは、女性のモノ」
だという事を、お互いに思ってる・・・って事なのでしょうか・・・ねぇ。


では、また。(^０^)/~~ バイバイ