離れない薬指の秘密。

結婚式でスピーチを頼まれたが、何をしゃべればイイのか分からない･･･。

そんな方たち、必見！
明日から使える！結婚式のスピーチ用のネタ!!
をお教えします。

･･･と言ってもこのネタは、３～４０年前に落語家の“春風亭 小朝”師匠が
ＴＶでやってたネタなので、ご存知の方も多いと思いますが・・・
知らない方と、知ってるけど細部の確認の手助けに・・・載せときますね。


題して 『離れない薬指』 です。

特別、道具も仕掛けも何も必要ではありません。
列席者参加型なので、自分がやって見せながら、参加を呼び掛けます。
スピーチで、挨拶など「さわり」が済んだら切り出します。


「ここで、簡単でチョット不思議な『手遊び』をしてみます。
　とても簡単ですから、よかったら皆さんもご一緒にやってみて下さい。
　まず、指と指とを開いて手を合わせます。
　あ～、あれか・・・。とか言わないで下さいね。(笑」




「その状態で、中指だけを曲げていって下さい。
　第二関節どうしが、くっつくところまで曲げて下さい。」



「奥の関節が第二ですよ。」




「大丈夫ですか？みなさん出来てますか？
　これで、準備完了です
　これから不思議な実験をしましょう。
　まず、親指を離してみて下さい。」




「今日、新郎新婦は、ご両親から独立します。
　親と子は、成長する事で離れて行くモノです。

　次に、人差し指も同じように離してみて下さい。」




「学生時代にとても仲良しだった友だちとも
　生活が変わるごとに、簡単に離れたり戻ったりします。

　そして、指２本飛ばして小指を離して下さい。」




「社会に出て得た、友人、先輩、後輩たちも
　アッサリと離れてしまうことが人生にはよくあります。
　・・・では同じように、薬指を離してみて下さい。」




「今日、永遠を誓って交換した指輪がはまっている薬指だけは
　どうでしょう、離れないでしょ？」



「今･･･、たぶん大勢の方が
『中指を折り畳んでるからでしょ？』
『タネや仕掛けがあるからで、不思議でも何でも無いじゃん！』
　そう思われてることでしょう。

　そうですよ。当たり前でしょう。

　離れない夫婦は、『タネや仕掛け』・・・つまり 理由 があります。
　それは、とても簡単なことを守るだけなんだそうです。

　この中指のように、キチッとお互いが向かい合って、頭を下げて
『ありがとう。ゴメンね。』って
　いつも言えることが肝心なんだそうです。 」


このネタはここまでです。
あとは、〆の言葉まで、上手につなぐだけです。


ちなみに私も、２０年近く前に１度だけ使わせて頂きました。(ゝω・) ﾃﾍﾍﾟﾛ
当然と言えば当然ですが、薬指が離れない・・・って場面で私は

「今日、永遠を誓って交換した　ジュエル足立の　指輪が
　はまっている薬指だけは・・・」

って、余分なひと言を挟みましたねぇ・・・f(^^;) ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ