ＫＳ（既読スルー）

最近、『既読スルー』という言葉を聞きました。
iPhoneなどで「連絡手段」として主流になってる【ＬＩＮＥ】などで
「メールを見たけど、返事をしない」…って事が問題になってるそうです。

そもそも、最も確実な「連絡手段」として、電話があります。

ただし電話は、「相手の都合を考えずに生活の中に割り込む」ので
迷惑なときも多々あります。

それは、個人に１台となった、携帯電話 でも同じなので
「都合の良い時に読んで下さい」
って感じのメールが、ある所では「連絡手段」の主役になっていました。
１人１人にかける電話よりも、一斉送信ができますしね。

ところが、「連絡網」のように、直接話をしてないので
重要だったり、時間が迫ってる要件だと
「都合の良い時に読んで下さい」
なんて、悠長なことは言ってられません。

そこで、【ＬＩＮＥ】などで付いている『便利機能』が
相手がメールを開いた時点で、送った人に「既読」って伝わる機能です。

つまり、「相手の都合を考えない」電話をせずに
「都合の良い時に読んで下さい」って形で送り
相手が見てくれたかの確認が出来る、スグレモノの機能です。


ところが、この機能が問題になって、人間関係が殺伐としてるそうなんです。

ある世代以降（以下？）になると、パソコンではなく
ケイタイでのコミュニケーションが主流となり
メールなのに、電話のような 確実に確認できる繋がりを求めるらしく
メールが来たら、素早く「チェック」。
メールを読んだら、素早く「返事を送る」
というルールが、公然とあるみたいなんです。

そんなところへ「既読」となると「メールを読んだ証拠」が送り手に届くので
送った側は、返事がすぐ来ないと
「何で見てるのにスルーするんだ！」
って、イライラするそうで

それがイヤで、「メールが開けられない」人が大勢いるそうです。


反面、『既読スルー』したって事が、正式にお断りした。・・・って意味。
なんて、私のようなオッサンにしては「あり得ない言い訳」が
本当に通用してるらしいのです。

例えば、「〇月×日の夕方６時半集合７時プレイボールで試合をします」
ってメールを、チームのメンバー２０人に送り、全員「既読」になってるのに
５人は「行ける」。５人は「ゴメン無理」って返事が来て
残り１０人が「保留」・・・だと思ってたら大間違いで
『既読スルー』したんだから、正式にお断りしたんですよ。
・・・って言われて、さらに「今どき普通そうっしょ？」
って、知らないコッチが悪いみたいに言われる・・・って事だそうです。



『既読スルー』で、イライラするのも、面倒から逃げる事も
きっと、若者の間では、「普通のルール」なんだと思います。

ただ、私はオッサンですし
ムリして若者の価値観に入り込みたいとは思わないので
「あぁ・・・ガラケー で良かった。」
と、しみじみ思っています。


ただ、カミさんが、iPhoneで【ＬＩＮＥ】とかしてると
若い子だけの特別なルールが
我々オッサン族を、浸食し始めてるんじゃないか？　と
とても、不安になっています。

(O.O;)(o。o;) ﾄﾞｷﾄﾞｷ･･･


では、また。(^０^)/~~ バイバイ