矛と盾

ご存知の方も多いと思いますが、フジＴＶの『ほこ×たて』

と言う番組で、『不適切な演出』があったとして
しばらく、放送を自粛するそうです。
（※ 上の写真をクリックすると、詳しい記事が見られます）

毎週見てる訳ではありませんが、ケッコウ好きな番組で
バラエティとはいえ、その道のプロ同士の　ガチの対決　が、ウリ
だったのですが・・・どうやら、ヤ･ラ･セ　だったようです。


初めに、このニュースを聞いた時
「３人づつの勝ち抜き対決で、最初の１人目が３連勝（３タテですな）して
　しまったので、あとの２人の対決も収録し、順序を入れ替えて放送した」
といった程度のモノと解釈してしたので
よくある、『演出の合意』の問題・・・程度に思っていましたが

どこかで『ラジコンチーム』がやられないと、最終戦まで行かないので
結局、『スナイパーチーム』がラジコンを打ち抜く映像を
ルールを変えて収録し、そこからさらにイロイロやって番組にしました。

番組制作側は、この最終映像で『ラジコンチーム』に承諾を求めましたが
「ねつ造の度合いが酷過ぎる・・・」と、承諾を拒否されたにも関わらず
そのまま放送しちゃって、クレームが入りバレる・・・と言った事件でした。


正直、番組の趣旨を理解してたらあり得ない事件です。

『ラジコンチーム』の方も、ＴＶやバラエティの仕組みを理解してるので
ある程度までは、寛容に受け流しています。
（前に出た時から、ヤ･ラ･セ行為はあったそうです）

私も、それなりに薄汚れた大人の端くれですから
それなりの『演出』は、理解を示せますが
【ウソの領域】まで踏み込んだら、もうお終いです。

我々『宝石店』は
「バレないから、大丈夫」と【ウソの領域】に入ってしまったら
それは、もうプロではありません。
「一般の人が分からないから、代わりにピックアップする」
事で、報酬（利益）を頂いているのです。

そんな、プロ同士の　ガチの対決　が、１つでもウソ であったら
もう番組全体に、価値も意味も無くなってしましまう。

その状況で、「不適切な演出」という表現で逃げようとする
フジＴＶの姿勢も、とても残念な気持ちでイッパイです。

・・・と、言うのも
５月の終わり頃、このブログにＵＰした記事『守秘義務 ３ （後編）』

で、報告した「ＣＢＣラジオに出演」した時のことです。

私は、古くからのリスナーなので
番組から「こんな感じ（の量と内容）で、手紙を用意して下さい」
と、言われた時点で、指定の量の３倍以上の手紙を書いていました。

当然、番組のコーナーの尺（何時何分には終了･･･って時間割）がありますし
何よりも「素人の駄文」を、高いレベルにまとめてくれるのです。
決して、番組を盛り上げよう・・・とか、泣ける内容に改ざんして・・・
という曲がった意図ではありません。

コチラがお願いしなきゃならないレベル・内容だったのに

「“足立”さん。申し訳ありません。
　放送時間の都合もあって、せっかく書いて頂いたお手紙を
　多少、構成や手直しをさせて頂きたいので、ご了承頂けますか？」
と、何度も、申し訳なさそうに言われました。


『ほこ×たて』の製作スタッフに、ＣＢＣラジオの制作・レポーターの
爪の垢でも、煎じて飲ませてやりたいです。


では、また。(^０^)/~~ バイバイ